インカローズとは

インカローズとは、マンガンを含む炭酸塩鉱物で、ピンク色から赤色の基調に、美しい白い縞模様を持つ天然石です。赤みが強く透明度の高いものほど価値が高いとされます。加工することにより、バラが咲いたような模様に見えることから、アクセサリーとして絶大な人気を誇っています。

かつて、インカ帝国が栄えたアンデス山脈の鉱山から多く産出されていたことから、「インカのバラ」を意味する愛称として広まり、古代インカでは、お守りとされてきたそうです。

インカローズは愛称であり、正式名称は「ロードクロサイト」です。1813年にドイツの鉱物学者ハウスマンによって発見されました。ギリシャ語で「バラ」を意味する「rhodeロード」と、色を意味する「chromクロム」に由来し、名付けられました。

ロードクロサイトという名前がありながら、インカローズという愛称で親しまれており、こちらのほうが知名度が高いです。なお、インカローズがいつ、誰によって命名されたかは明らかになっていません。

インカローズの効果・意味

「情熱の薔薇」とも呼ばれるインカローズは、「今世で出会うべき人」や「前世からの繋がりを持ったソウルメイト」を引き寄せ、運命的な出会いと愛情に満ちた生活をもたらすとされています。薔薇色の人生を象徴する石で、持ち主に永遠のパートナーをめぐり合わせ、幸せな恋愛、幸福な結婚へと導くともいわれています。

薔薇色の人生を象徴する石でもあります。過去の恋愛の傷を修復したり、運命の出会いを呼び込んだり、持ち主の魅力を引き出し自信を与えたりする効果も期待できます。

愛に限らず、あらゆるものや状況に情熱と癒しを与えてくれるパワーストーンです。癒しの効果は、ローズクォーツよりも強力かつ即効性が高いとされており、ものごとを好転させたいという気持ちを持つ人に力をくれることでしょう。

 パワーストーンは、その持ち主の精神世界に働きかけ、良いご縁を繋いだり、人生を豊かにしたりする効果が期待されています（効果には個人差あり）。