翡翠とは

翡翠ひすい（ジェイド）とは、翠輝石きせきという鉱物で構成された、主に緑色を帯びた半透明から不透明な天然石のことで、東洋の文化圏で数千年もの間、人々を魅了してきました。深い緑色や透明感のある輝きが印象的であり、「硬玉（ジェダイト）」と「軟玉（ネフライト）」の２種類があります。

東洋では古くから珍重され、とくに中国では権力者の象徴とされていました。日本でも縄文時代から装飾品として利用されてきた歴史があります。昔から神聖な儀式などに使われていて「聖なる石」や「守護石」として、多くの文化で崇拝されてきました。

モース硬度において、ダイアモンドの「10」と比べると、翡翠は「6」と低いですが、割れにくさを示す「靭性」においては、構造上、翡翠の方が頑丈となります。頑丈さという点ではパワーストーンのなかでもトップクラスです。

翡翠の効果・意味

古来より魔除けや厄除けのお守りとして珍重されてきました。ネガティブなエネルギーや悪いものから持ち主を守り、災難を退ける力があると信じられています。

「長寿」の石言葉を持つ通り、若返りや不老不死に効果がある宝石とされ、病気を治す力があると信じられてきました。また、長く繁栄することを象徴しており、歴史的に権力者たちが身につけていました。そのような背景から、指導的な立場の人が身につけることで、多くの人から敬意を払われ、支持を得ることができるとも言われています。ビジネスを成功に導くお守りとしても最適です。

翡翠には、感情の乱れを鎮め、心を落ち着かせる力があるとされており、精神を安定させる効果を持っています。そのため、冷静さや忍耐力を養うことができ、精神的な強さを与えてくれることでしょう。

 パワーストーンは、その持ち主の精神世界に働きかけ、良いご縁を繋いだり、人生を豊かにしたりする効果が期待されています（効果には個人差あり）。